米粉ロールパン(菓子パンタイプ)レシピ


米粉パン専用粉                300g

生イースト           10g

(普通のドライイーストなら5〜6g白神こだまドライなら10g程度)

砂糖                              45g(*日持ちさせたい場合は70g)

食塩                             1g

植物油脂もしくはバター         30g

卵黄                                       25g

牛乳                                     230g 


1.米粉、砂糖、食塩を一緒にして、混ぜる。

2.牛乳イースト卵黄を加え混ぜる。

3.①に②を加え全体が馴染むまで混ぜる。

4.植物油(溶かしたバター)を加え、全体になじませる。

5.1次発酵 40℃で15〜20分

6.分割・成型し、型に入れる

7.2次発酵  40℃ 約30分 *膨らみの状態を見て時間は調整してください。

8.溶き卵を表面に塗り、0℃に予熱したオーブンで18〜20分焼いてください。*オーブンの能力によって時間は調整つしてください。

また、ハムを巻き込んだハムパン、ソーセージに生地を巻き付けたソーセジパン、チョコチップを入れたチョコチップパンなど、様々な菓子パンを作ることができます。


●米粉パンのコツや注意点

混ぜすぎない、発酵はしっかり、けど、膨らませすぎない

*発酵の目明日としては、全体的に亀裂が入ってきたらオーブンに入れてください。


・混ぜすぎない

混ぜすぎると澱粉が損傷し、水を抱え込めなくなり、保形性を失いドロドロになっていきます。

これは、混ぜすぎによりデンプン損傷が起こり、デンプンの細胞が水分を保持できなくなるからです。


・発酵はしっかりと

短時間で作ることが出来ますが、酵母をしっかりと育てる事が重要です。

パン酵母(イースト)は、水・栄養・温度の3条件で細胞分裂を行い増殖していきます。

この細胞分裂の工程で酵母がガスを発生し、そのガスを生地に広がり、生地内にガスを閉じ込める事により生地が膨らみます。

1次発酵で混ぜた酵母を目覚めさせ、2次発酵(ホイロ)で酵母を成長を促します。

ご案内しているレシピでは1次2次合わせて発酵時間を約50分程度と短い時間でのご案内ですが、その時々の気温や条件で発酵の時間は前後します。

最初は、発酵器を使いチャレンジする事をお勧めしますが、お持ちで無い方はご家庭にあるもので代用ください。例えば、湯煎してラップをする・大きなビニール袋に入れる方法など、温度を保てる環境を作れば問題ないです。

発酵器は温度・湿度を一定に保ちます。温度35〜40℃、湿度を50%以上が発酵の際の条件です。

例えば

パンの型が入る蓋付鍋に少量水を入れ50〜60℃になる様にお湯を沸かします。

パンの型がお湯に浸からない様にお皿を入れ、その上に生地を入れた型を入れ蓋をしてください。

これで簡易的な発酵器になります。

この様に温度・湿度がキープ出来る密閉空間が作れれば問題ないです。

めんどくさい!!楽をしたい方は時間はかかりますが、ふわっとラップをし、2時間程度放置でも構いません。

どちらか良い方法で進めてください。


・膨らませすぎない

小麦の様には膨らみませんが、発酵まえに比べて1回り以上は大きくなります。

また、膨らみに限界がございます。その目安が亀裂になります。亀裂が全体的に沢山出てきたら発酵中でもオーブンから取り出して焼成の工程に進んで下さい。

焼成に関しては小麦と同様で構いません。